土木工事における災害事例は
多岐にわたりますが、
主なものとしては、
墜落・転落、建設機械による挟まれ・巻き込まれ、
崩壊・倒壊、飛来・落下、交通事故などが
挙げられます。
これらの災害は、
高所作業、重機使用、資材運搬、道路工事など、
土木工事特有の状況下で発生しやすいと
されています。
具体的な事例:
墜落・転落:
足場からの転落
屋根からの転落
立坑からの転落
高所作業中の落下
建設機械による挟まれ・巻き込まれ:
バックホウによる挟まれ
解体用機械による挟まれ
崩壊・倒壊:
土砂崩れ
擁壁の崩壊
飛来・落下:
資材の落下
工具の落下
交通事故:
ダンプトラックの横転
作業車両との衝突
原因:
不安全な行動:
作業手順の誤り、安全帯の未装着、安全確認の
怠りなど
不安全な状態:
足場の不安定、機械の故障、作業場所の危険、
悪天候など
管理上の問題:
作業計画の不備、安全教育の不足、監視体制の
不備など
対策:
安全教育の徹底:作業手順、安全装置の使用方法、
危険予知訓練など
安全設備の設置:
足場、ヘルメット、安全帯、保護具など
作業環境の改善:
作業場所の整理整頓、照明設備の設置、
危険箇所の表示など
作業計画の作成:
危険箇所の洗い出し、安全対策の検討、
作業手順の明確化など
監視体制の強化:
作業状況の監視、危険行動の指摘、
緊急時の対応など
その他:
土木工事では、天候の影響を受けやすい作業も
多く、悪天候時の作業は特に注意が必要です。
工事現場周辺の
住民や通行人への配慮も重要です。
事故発生時には、
速やかな救護活動と原因究明、再発防止対策の
実施が不可欠です。
■弊社の土木工事における災害防止のために、
関係者全員が安全意識を高め、
日々の作業における安全管理を徹底しています。